マメ知識コーナー

先生方から頂戴したアメリカの学校に関する疑問にお答えします!

アメリカの先生達が賃上げ要求などのストライキをしているニュースを見ました。アメリカの先生っていくら位お給料をもらっているんですか?

アメリカの教員の基本給は勤続年数と大学時代の単位習得数で金額が変わってくるそうです!それに加え、住んでいる州によって、また勤務する学校によっても異なるようですから「平均給与」というものはあってないようなもので、同僚の先生が一体いくらもらっているのか全く分からない、と言うのが現実のようです。日本と同じ「公務員」扱いですが、日本のように一覧表を見れば一目瞭然とはいきません。

 

それでも強いて例を挙げるとすると、2012年-2013年の平均給与は、一番高いのがワシントンD.C.(コロンビア特別区)の$51539(約618万円)、一方一番低いのがモンタナ州の$27274(約327万円)と驚く程の差があります。ちなみにこの年の平均給与額は$36141(約433万円)。ちなみに同じ年の日本の小・中学校教員の平均給与額は672万円だったそうですから、アメリカの教員の待遇が恵まれているとは言い難いですね。

スライドショーの中で「小学校には職員室がない」と言っていましたが、では職員会議もないのですか?

あります!ただ一般的には日本ほど多くもないし長くもないようです。州によっては「月に2回以上職員会議をしてはいけない」とか、「1時間以内」などと言う有難い?規定があるようです。日本に比べるとずいぶん職員会議に費やす時間は短いようで、それを補うために先生方は通常はメールでのやり取りが多いようです。また保護者ともメールのやり取りが多いです。

アメリカにも通知表はありますか?どんなものですか?

あります!日本と同じく、全国で統一したフォームはないようです。学校や州によって違ったりするようですが、たいていABCか1234などで評価され、場合によっては「A+」「B-」などとプラス、マイナスがつくようです。

アメリカの子供たちが通学に使うバックパックとは?

日本で言う、リュックサック、ナップザックのことです。

リュックサック(登山、ハイキング、遠足に使用)もナップザック(習い事、近距離外出の際に着替え、靴、小物を入れるのに使用)も語源はドイツ語で、どちらかというとヨーロッパで使われることが多いようです。

アメリカでは通学かばんは全般的に バックパックと言います。

また、デイパックという言い方もありますが、こちらの方は主に日帰りの登山、ハイキングの時に使用するバックパックよりも少し小さめのシンプルなデザインのものです。

 

 

アメリカの子供たちは授業中によく使うことばがありますか?

日本の子供たちがよく使う「嘘!」や「いいな!」のような英語の表現を紹介しましょう。

授業中、生徒たちに言わせてみてください。

 

 

えー?

嘘!

マジ?本当?

すごい!

いいな!

頑張って!

あの・えっと

うわ!

面白い!

分からない

それは何?

なんで?・どうして?

質問がある。

​私もやりたい!

What?! / Wha?!

No way!

Really?

Cool!

Lucky!

Good luck!

Uh. / Um.

Wow! / Whoa!

(That's) interesting!

I don't know. / I'm not sure.

What's that?

Why?

I have a question.

I want to try!

アメリカの学校の時間割ってどんな感じ

アメリカの時間割の区切り方は日本とは違います。学校に依っても様々で、例えば下にある Tyee 中学校の時間割を見てみると、水曜日に短縮授業があったり、生徒は先生のクラスに4分間で移動しなければいけなかったり、ランチタイムがクラスに依って分かれていることなどが特徴的です。